テレビ。

 今日は「人志松本のすべらない話」、昨日は「やっぱり猫が好き2007」を見ました。ちょっとしたCXの回し者のようです。ところで昨日は、NHKBSで「精霊の守り人」の特番をやっていたので録画してみました。神山健治監督作品になるというので、ちょっと気になっていたのです。そしたら神山代表作の紹介、みたいな意味で、攻殻SACのシリーズの中から、2話「暴走の証明」の回をまるまるフルサイズ放送していました。「精霊の守り人」の第一話先行放送まで含めて、その特番、3時間もあったよ。NHKもふるってるな。見るの大変だっつーの(でも見た)(攻殻SACの放送部分まで飛ばさず見たw)。
 神山さんの職場デスクの壁のところに、井上和香(確か)のカレンダが掛けてあって、特番の内容とはまるで無関係に、なんかすごく納得するものがあったw*1 あとオリジナル部分の脚本会議の際に、結局不採用になったが、会議の場が「男勝りの主人公のふとした動揺がかわいい! それ描きたいよね!」みたいに盛り上がっているのが表現者の前に、素直な萌えツボを語る一人一人の人間という感じがして、妙に和んだ。物を作る現場はどこも戦争だし大変でしょうが、関わっているスタッフも作品も楽しそうで楽しみです。

 ところで攻殻SACのノーカット放送されたのが1話でなく2話だったのは、NHK的な配慮だったのだろうな。1話は、物語の幕開けとして、印象的になるように作られているし、攻殻といえばやっぱり光学迷彩のシーンでしょと思うので、どれか1話見るならやっぱり冒頭第一話という気はするんだが。しかしNHKであの時間帯の放送となると、あまり暴力的な描写のある話は放送できないしね…。ははは…。その点、2話は9課のメンバーが概ねまんべんなく出番のある話になってるし、人に対して武器を向けたり暴力を振るうシーンもない。地上波放送だと放送できなかった回もあるシリーズだけに、2話以外ない、という感じだったのかもしれないなぁ。
 というか2話を見たら、シリーズ全部を見直したくなってしまいました。わー。そんなことしてる場合じゃないですけど!

*1:わかの口許とか唇の感じとかが、神山作品に出てくる女性の口許や唇の感じを思わせて、非常に重なりあうものを感じた。勝手に!