赤江瀑の短編選集

 最近、赤江瀑の短編選集が立て続いている気がするんですけど。作家生活何周年とか、なにかあるのかしら。

赤江瀑名作選 (学研M文庫―幻妖の匣)

赤江瀑名作選 (学研M文庫―幻妖の匣)

花夜叉殺し (光文社文庫)

花夜叉殺し (光文社文庫)

 私の為に出版されちゃった?、と思わず書店で思った赤江ファンは多かったに違いないですよ、ええ。
 学研の方の「名作選」は、数年前?に講談社で発行された作品集「虚空のランチ」、角川で発行された「夜叉の舌」との作品重複は4つだと、明記されておりました。なんて良心的…!*1 また光文社の方の「花夜叉殺し」は、「幻想編」と銘打った作品集で、今後、別のテーマ?を設けた短編集が、あとニ作発行されるみたいです。
 ざっと目次を見た感じ、うちにある文庫に、大体全部掲載されている気がするんですけども。ただうちにある本は、古書店を探し回って集めたものなので*2、そりゃあもう古びて焼けて痛んだ文庫なので。これを機に新しく買い求めるのもアリかしら? というか、私の為に(ry。

*1:「虚空のランチ」発行にあたっては、宇山さんがご尽力された的な一文があった気が。ちょっとお空に気持ちを馳せてみたのであった

*2:当時は殆ど絶版していて手に入らなかった