第25節、磐田戦。

 正直、またかと思ってしまいました。ロスタイムの失点は、普通の失点以上にこたえるものですが、今年の横浜にとっては特に…。なにかこの試合に対して、言葉がないものかと考えてみましたが。もう、これしか思いつかないや…。なので磐田戦の心境を、有名AAで、表現しておきたいと思います(苦笑)*1

        iイ彡 _=三三三f           ヽ 
        !イ 彡彡´_ -_=={    二三三ニニニニヽ 
       fイ 彡彡ィ 彡イ/    ィ_‐- 、   ̄ ̄ ヽ     し  ま 
       f彡イ彡彡ィ/     f _ ̄ ヾユ  fヱ‐ォ     て  る 
       f/ミヽ======<|-'いシ lr=〈fラ/ !フ    い  で 
       イイレ、´彡f        ヽ 二 _rソ  弋_ { .リ    な  成 
       fノ /) 彡!               ィ     ノ ̄l      .い   長 
       トヾ__ら 'イf     u    /_ヽ,,テtt,仏  !     : 
       |l|ヽ ー  '/          rfイf〃イ川トリ /      .: 
       r!lト、{'ー‐    ヽ      ´    ヾミ、  /       : 
      / \ゞ    ヽ   ヽ               ヽ / 
      ./    \    \   ヽ          / 
   /〈     \                 ノ 
-‐ ´ ヽ ヽ       \\     \        人 


 この試合の雑感として、ちょっとメモ的に書きとめておきたいことは二つ。

 一つはPKのシーン。
 PKが決められなかったことで試合に負けたとは思わないけれど、PKを決めていればもう少しチームに流れが来たかもしれないとは思う。テツがあのシーンのことを振り返って、「ヨシカツさんの間合いだった」というようなコメントをしていましたが、私にもそんな風に映りました。ヨシカツがPKに抜群に強い選手だということも、印象として強かったですが、そういう部分以上に、マツがずっと下を向いていたのがTVに映っていて。それが気になったのです。
 あのシーン。松田さんはヨシカツさんと目を合わせないように、ずっと俯いていた。互いよく知っている選手同士だから、読まれないようにと考えたのかなと思います。別にそれは不自然ではない状況ではありました。でも画面で客観的に彼等の映像を見た時。「止めるんだという強い気持ちで真っ直ぐ前を見ているヨシカツ」と、「止められまいとして俯いている松田」に見えたんです。「絶対入れてやろうと思っている松田」ではなくて。
 そういうことを、もっと選手の直感として感じたのが、テツのコメントなんじゃないかなと思ったのです。
 あのシーンで、俯くことが悪いと言いたいわけではないのですが、「形」というものは、案外色々なものに作用したり、影響されたりしているものだから。俯いている人間と、前を見据えている人間なら、後者の方が気持ちが強いような気がしますよね。そういう微妙な空気が、全体に伝播したようなPK失敗だったなぁと思ったのでした。



 もう一つは、ゆーじさんのコメントから。

前半のフリーキックは、誰も蹴ろうとしなかったので自分が蹴った。→【http://www.f-marinos.com/topteam/report/?code=1159233443

「誰も蹴ろうとしない」とはどういうことだ…。たまたま、偶然今回あの状況下でそうなっただけ、というなら別にいいのですが…*2。でももしそうではなくて、なんとなく譲り合うことが日常的になりすぎて、結果として誰もが「蹴りたがらない」状態になっているのだとしたら、消極的この上ないのでは…?!
 み、皆さん、もっと積極的に…! 「俺がやってやるって気持ちが大事さ」とチャントでも唄われていることですし、ここは一つ、「俺に蹴らせろ」「俺が決めてやる」の精神で…! いっそ蹴る役を奪い合うくらいの積極性でお願いします。そういう小さな「前向きの一歩」が、案外チームを変える力になるのじゃないかなあなんて、素人の私は考えてみたりしています。
 気持ち気持ちって言うのがナンセンスだろうことは、判ってはいるのですが。それでもやっぱり人間の体は心で動かしているものなんだよね…。

 強いて言えば、以前よりミドルを打とうとする意識が高くなったような気がすることが、よかったでしょうか(よかった探し)。崩せないから遠目からでも打とうという結果的な変化であれ、遠目からでも狙っていくという前向きさに繋がるから、悪いことじゃないはず、ですよね。たとえ「打たされていた」ということだとしても、まずは打たなければシュートも入らないからね。



 試合後、選手達が一様にがっくりと肩を落としていましたね。誰しもことホームの試合で負けたくはないものだから、それも当然といえば当然。そのうえ、あの負け方ではがっくりするなという方が無理かもしれません。
 ただ焦れずに、続けていかないといけないよね。監督が変わって少しチームは上向きになったけれど、それはまだまだほんの始まり。チームにはどんなに良い時も悪い時も浮き沈みがある。チームが変化したとすれば、それは悪い時の波が少し上向いた、それくらいの意味の上向きなのでしょう。
 ずっと以前の悪い状況の時から、ずっと呪文のように繰り返していますが、そんなに簡単にチームが変わったりはしない。劇的にチームが良い状況になるわけではない。特に良いほうへ向かおうとする時には、時間がかかるものなんだ。なにごとも一歩ずつ。今は悪いところは充分反省して、でもがっくりした気分は切り替えて、次に向かうこと。次もう一度、新しい気持ちで頑張りなおすこと。そういう気持ちが大切なんだろう。
 残り10試合もある。一つでも上へ。そうして、自信を少しでも取り戻していきたいものです。現地に行かれた方はさぞ気落ちした、つらい帰路になったことと思います。お疲れさまでした…。

*1:aa記法が使ってみたかっただけとも言うw

*2:よく判らないけど、そういうこともたまにはあるかもしれないですし