三浦しをん「人生激場」

人生激場 (新潮文庫)

人生激場 (新潮文庫)

 エッセイ。ちょうど4年前の日韓W杯の頃に書かれたものらしくて、4年前の日本の狂乱の一ヶ月が懐かしくしのばれる一冊(そうか?)。BL好きであることを隠さない作者だけに、W杯も腐女子視点で見ていて、思わず爆笑させられます。「蘭丸、刀を持てぃ!」というところが、どうしてもちゃんと読みたくて、発売直後に文庫を買いました(笑)。とうとう直木賞を受賞しましたが、これからもずっと、そのままの貴方でいてね★
 そういえば、三浦しをんのエッセイというと、以前サイトで読んだ「タクシーの運転手さんと、アブデカごっこ」というネタが大変気に入った私なのですが、あれはどの辺に掲載されたのだろう。まだ本にはなってないのかなぁ。