スローガン化する歌詞。

 昨日辺りから「我が良き友よ」が離れません。拓郎つーかムッシュっつーか。ゲタ〜を鳴らし〜て奴が〜くる〜。――ていうか、お前幾つだ*1。あああ〜夢よ良き友よ〜。だめだ、どうしても耳から離れない。私はムッシュ好き過ぎじゃねえか! たまらん(笑)!

 昔の曲が好きにぐっときたりするもんです。昔の歌謡曲とか、フォークソングとか、結構好きなのです。あんまり数知っている方じゃありませんが。とりあえず「氷の世界」は外せません。「氷の世界」を初めてフルコーラスで聴いた時の衝撃はすごかったよ。2・3コーラス目の歌詞が鳥肌もんです。
 なんというか、昔の歌の方が、一曲一曲の歌詞にドラマがあるね。最近の流行のポップソングは、それと比べると歌詞が短いフレーズで切れていて、一つの物語を語る感じじゃない。スローガン化しているって話をどこかで聞いたことがありますが、まさにそんな感じ。見えている映像を描写するのじゃなくて、脳内に浮かぶきれいな世界だけが、ばーっとイメージ先行するように作られている。相手の想像力に任されているというか。でもそれはそれで、想像力をかきたてられたりして、好きです。そういう意味では、最近の曲の方が、イメージの共有という意味では、聴く側の感応は高いのかもしれないと思ったりします。
 物語を描写する作詞は、イメージを感応で共有させるんじゃなくて、歌い手が言葉で相手の脳内に描いていくから、すごく一つ一つの言葉が強い感じがする。作詞も歌い手も、その分絶対的に技量が要るだろう。もっそい、訳判らない話が始まったなって思われてそうです。ははは。感覚的なことばっかりだ。


 あ、忘れてた。“ビルコレさん、新色のニンテンドーDS Lite欲しい!”“Askビデオさん、動画デジカメ欲しい!” よろしくお願いしまぁす(´人`)ナムナム。

*1:流行った時代をリアルで知っている世代ではない