デンソーカップ。

 勝ちましたねー! いやー2点差になってなかなか追いつけなかった時は、どうなるかと思いましたが、40分過ぎから怒涛の追い上げで同点。更に延長に持ち込んでからも2得点をもぎ取って、結果は4-2と見事勝利。昨年12月?のデンソー杯では敗れてしまっていただけに、その試合に出ていた選手などは特に、「負けられるか」という気合があったのではないかと思います。いやぁよかったよかった。
 録画中継*1を見ているくらいで、大したことなど判りようもありませんが、とにかく最後まで諦めず走って頑張った結果が同点からの延長を呼び、その後の攻めにも繋がったのだろうと思います。
 尚、MVPは同点ゴールの巻選手、また優秀選手に原、兵藤両選手が選ばれています*2。おめでとう。とりあえず駒大スポーツさんの記事に掲載されている兵藤がアホかわいい(アホ言うな)(ごめん)。
→【http://www.komaspo.com/a_soccer20060326191512.html
→【http://www.wasedasports.com/soccer/060326.php



 試合は、日本は4-2-3-1のシステムで、1トップに巻*3、その下の3人に右から原*4、真ん中の所謂トップ下の位置に兵藤、左に難波。GKは赤星でした。
 あくまでア式に興味のある私としては、ごく個人的には時久が見てみたかったんですけど、それはまあ仕方が無いので、いずれ大学リーグ戦で拝みたいと思います。他、ア式から招集された山本、鈴木修両選手は、後半からそれぞれに途中出場。特に鈴木修人後半開始から出場して、ダイジェストではボールを散らして上手く捌いたシーンもあったようです。
 チームとしては大学の選抜チームということもあって、連係みたいなものはそんなに熟成させる余裕はなかったのかもしれませんが、そこは代表等のチームの宿命ですね。中継では「兵藤のチーム」というような言い方をしたりもしていて、兵藤を使って行きたい狙いがあったようですが。マークが厳しかったりなど、あまり狙い通り行っていなかった印象です。そんなに彼のところに上手くボールが収まっていなかった。
 ただCKなんかは兵藤がいる時間には、全て兵藤が蹴っていたのかな。ただこれも選抜チームの難しさというものなのか、前半のセットプレーではキッカーの兵藤と中の選手とで、噛みあっている様子が見られず。あまり惜しいという風にもならなかった*5。兵藤も気にしたか、後半早々?くらいのCKでは、(それまでふわーっとしたボールを蹴っていたのだけど)低い早いボールを蹴ってみていたよ。――が、絶妙に半端な位置にボールが行ってしまっていた。中継の解説にいらしていた大榎さん*6が、その瞬間、「変化をつける狙いだと思いますけどねぇ…」的に兵藤を慮るニュアンスのコメントをしつつ、優しい失笑を洩らしていらした。…笑った。



 個人的にはボランチに入ってフル出場した、本田という選手がちょっと気になりました。本田拓也選手かな、法大の二年生。ということは兵藤等と同じく、4月からの新三年生だよね。ア式と法大は確か大学リーグの開幕戦で当たるんじゃなかったか。それはちょっと見てみたかったなぁ。

*1:90分+30分の延長戦を75分枠の番組として放送。更にその中に出場選手達の自己紹介コメント?まで収められた素敵に大胆なダイジェストっぷり。それでも中継があってくれることがひたすら有難い、そんな大学生のサッカー

*2:原一樹は兵藤がペナでGKと競って貰ったPKを外すシーンがあったのだけど、その後自分でそのミスを帳消しする活躍・得点が取れて、本当によかったね! PKは狙いすぎたのかなぁ…。そういうこともあるよね…。でも思わずTVに向かって「うわぁ!」と声を上げてしまったよ(笑)。

*3:駒大、ちなみにジェフ千葉の巻選手の弟さん。兄弟で仲良しらしいとは中継情報。初めてきちんと動いて試合しているところを見た。ちなみに顔はそんなに似ていないと思いますが、プレイスタイルは激しく似ている気がしました。ゴリゴリ体を張って勝負出来る系FW。印象ですが

*4:駒大、この人は大学3年生(4月から新4年生)だが1月生まれなので、北京五輪の出場資格がある

*5:あくまでダイジェストを見ていた程度の人間の感想ですので!

*6:兵藤の所属する早稲田ア式の監督ですよ念の為