あー…。

「チョコレート受け渡しの習慣なんかなくなればいい」というOLは70%。サラリーマンも50%がそう感じていることが、インターネットで情報提供を手掛けるアイブリッジ(大阪市)が実施したバレンタインデーに関するアンケートで分かった。(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060213-00000137-kyodo-soci

 あーもう、ねぇ…。なんでなくならないんだろうね…。バレンタインとクリスマスは、業界団体とメディアの策略という名の幻想、それ以外の何ものでもないよね。色んな意味で悪癖全開というか、昨今は限度超えててほんと罪深い。好きな人、あるいは日頃お世話になっている人に対して感謝の意を表す日として、バレンタインがあること自体は全然構わないし、そういうのをきっかけにして気持ちを伝えること自体は、わりに素敵で微笑ましいと思えるのですけど。



 多分バレンタインというイベントが迷惑に感じられている一番の理由は、この調査の回答をされた皆さんもそうだと思うのですが。嫌がられている最大の理由は、「義理チョコ」制度なんじゃなかろうかと思うのです。会社で「配らなきゃ」みたいな風潮がうざいと。そういうのは無駄だから、無駄だと思っている人から積極的に辞めたらいいよ。女性が辞めないと、貰う側の男性からは絶対的に辞めにくいからな…。しかし男性の中で義理チョコを期待する風潮がある限り、義理チョコはなくならないんだろうな。悪循環!
 こういうのメディアが何の気なしに煽り立てるから、乗らなきゃならないんだ、とかいう幻想を抱く人達が沢山いるんだと思う訳です。乗せられやすい国民性だからなぁ…。大体「チョコを貰えない身が悲しい」とか思わされちゃう男性とか、そんなこと思う必要、全くないですからと言いたい。大体バレンタインに関しては、義理ほど、貰って困るものもなかろうと思うし。殿方にとっても、これほど迷惑なイベントってないんじゃないの。女の立場から言っても、大変微妙ですもの。本命友チョコ、感謝の意味あるチョコ以外は、あげない、もらわない運動を展開したらいいよホント。



 唯一バレンタインの時期に楽しいことがあるとすれば、それは普段店頭に並び難いブランドのチョコレートの入手が大変容易になるってことですかね! 友達にあげたりとか、おうち用に勝って帰ったりとかしてね! 私にとってバレンタインは、一年に一度、美味しいチョコレートを美味しく頂いて楽しむイベントです。皆がそういう風な意識の楽しみ方にすれば、負担もないし製菓業界もさほど打撃もないのじゃないかしら。

 で、そんなこととはまるで無関係に、バレンタインの季節に合わせ、ものっそい攻めの姿勢でチョコレートと格闘したツワモノ達のレポートに、「」を見たのであった。古賀さん、攻めすぎ攻めすぎ! 途中、エントリーしているものが凄すぎて、もう生き急いでいるとしか思えない! 勇者だ!

 → :デイリーポータル Z:チョコレートフォンデュ具検討会