鹿島の旅人達。

 これまで何度となく国内移籍、そして海外リーグへも挑戦して来た鈴木隆行さんが、セルビア・モンテネグロのチームへ完全移籍。年齢的な問題もあるし、チャンスはそんなに多くないという気持ちが、本人にももしかしたらチームにもあったのかもしれず。頑張って頂きたいものです。
 そしてやはり何チームと渡り歩いた根本も、大分へ。こちらも今度は完全移籍。鹿島は根本の所有権だけは手放さないなぁと思っておりましたが、現有戦力でサイドの見通しが立ってしまったということなのかもしれないけれど。流離いの流浪人・根本。「根」の字があっても、根を持たない漂白漂泊の旅人・根本。根本の旅の終着地は大分でしたか…。温泉三昧ですなぁ*1



 ところで、鹿島の話題に触れましたので、あれについても少しだけ述べさせていただこう。私如きがおこがましいからと思って、ずっと言わないでおこうって思っていたんだけど。もう今朝辺り、あまりにもあんまりなので、ちょっと耐えられません。



 メッシ一ナ会長の「日本人選手」に対する執心ぶりに、ドン引きです。



 正直、そこそこ名の知れた日本人なら、誰でもいいと思ってんだろ、と思う。あーやだやだ。海外で揉まれる為、という風に、それだけの踏み台として割り切れれば、もしかしたら「海外へ行くチャンス」という言い方も出来なくはないと思うけど、ああも露骨な感じにやられるとさぁ。なんか全然知らないのに、あのチームに対して本当にイメージ悪くなる。
 選手が試合に出られないのは、そこには色々な理由があると思うので、たとえばヤナギサワさんの現状にしたって、別にまるで謂われのない「不遇」だとは思いませんけども。しかし逆に言えば、それだけ試合に出られていない選手が、いざ「チーム出たい」と言った時。急に掌返しで「必要」とか言って強く慰留しているのとか見ると、ねーよ!と思う。なんかさー、もう萎え萎えですよ。ここ最近のヤナギサワさんを見ているとトミに、何も判らずに郭に身売りされちゃった?、みたいな極端なことを思う。いやそれは想像が飛躍しすぎと判っているんだが。でもメッシ一ナの会長が、「日本人選手」をチームに囲っておこうと目論んでいるとしか思えないの…。ヤナギサワさんが囲われものに…(違)。
 中田コさんのこともあるし、どうにも鹿島・元鹿島の選手に逆風って感じです。W杯イヤーということもあるし、選手達もそれぞれチャンスを掴もうとして例年以上に必死な年だし、なんとかうまいこと行けばいいのだけどね…。
 とりあえずミツオさんがメッシ一ナのオファーを蹴ったらしいと聞いて、よっしゃ、と思った私なのであります。

*1:それ色々違うよ