「ファン感に出たい」。

 中澤の発言が幾つかの記事に掲載されてますね。29日に迫ったファン感について。代表追加招集が確実と言われている小野選手が、29日に行われるレッズのファン感出席の為、代表チームへの合流を遅らせたいと、チームが特例を要望するらしいという話に対して、29日に行われるファン感に『(彼に特例が下りるなら)自分達も出たい』という内容の発言です。

 小野選手、追加招集は恐らくされるだろうと思いますけど。特例が認められるかどうか。その辺り諸々の詳しいことは判りませんが、実際には小野とゆーじ・久保とでは状況が違うから、ゆーじさんには残念なことですが、横浜の選手は要望を出すこと自体が、ちょっと難しいのではないでしょうか。
 小野を、チームと代表が急遽引っ張り合いしているのは*1、今もって追加招集されるか否かという状況にあるからで。昨年末の時点で既に、この時期の代表合流が決定していたゆーじ・久保達とは、大分状況が異なる。横浜側としても、ファン感に代表招集組の二人がいないことを承知で、この時期にファン感を設定したはずで、当然代表チームに融通を利いてもらおうという腹はないでしょう。
 ただ、「ファン感に出たい」と思って、実際そういう風に発言をしてくれるゆーじさんの気持ちが、非常にありがたく、嬉しいなぁと思いました。まあ…今年は(も)残念ではありますが筋肉痛の体を休めて(笑)、代表合宿で頑張って来ていただきたく思います。二人とも、特に久保タツさんは、どうか怪我だけは気を付けて行っていらしてね…!


 で、大変どうでもいいことなのですが、上記↑内容の記事をなんとなく色々拾っていましたら、各社記事のあまりの温度差に、ちょっとびっくりした。ざっと見つけた三社の記事を、以下にはって見ましたが。記者の人達それぞれの感じ方もあるし、真実は判りませんが、それにしても。二社の記事が「代表は大事だけど、ファン感も出たい」という、発言読んで字の如くの意味を主眼に記事が仕上がっているのに比して、「例外を作ることでの、代表チームへの影響を危惧」するという部分に主眼が置かれた内容に仕上がっている報知の記事は、流石に意図的に穿ちすぎではなかろうかと。まあそれが報知クオリティだから、仕方ないってことかもしれませんが、それにしたって露骨にすぎる。あからさまさ加減に、自ら恥ずかしくならないのかしら、などと思った次第。

 ところで、こんな記事を書いている私は、ファン感には行けない訳であります。この文章のタイトルが「ファン感に出たい」なのは、ゆーじの発言と私の心情を表現した、所謂ダブルミーニングでございます(え?|笑)。当日ファン感に行かれた方のレポートを、いまや遅しと待ち構える所存。あちこちに沢山レポートが上がるといいな! 

*1:というか、多少強引でもチームが小野の日程に口を出そうという立場を取れるのは