天皇杯


本日元旦は、TVでまったり天皇杯を観ておりました。どちらかに肩入れするということもなく、気楽に楽しく見ておりましたが、…後半途中から、見続けるのが辛くなりました。
…いたたまれない…本当いたたまれない…。実況では、「センスはチームで一番ある」、「一番期待している」*1選手と紹介されていただけに…平松退場は、色んな意味で痛かったね…。長期の怪我から復帰したばかりだし、入った時間に負けていたし、必死だったのかな。
ただ負けてしまったけど、一時期のリーグ戦を戦っていた頃の危うさは、チームにはなかった。若手が沢山いて、とにかくチャレンジしていこう、前へ進もうという、具体的な統一意思が見えた気がします。
残留争いの中で、負けられない・勝たなければという気持ちにがんじがらめだったものから、すっかり解放されたような躍進だったかなと思います。監督も選手も、大きな入れ替わりはないよう?なので、このままいい方向に自信を持って、頑張って頂きたいものです。



そして優勝した浦和の皆さんには、本当におめでとうございます! 二点目のダイレクトのパス回し、きれいだったなぁ…。今日も点を取って、この天皇杯で大活躍だったマリッチさんは、しかしチームを去るんだよね。噛み合ってきて、非常に良い結果を出したのに、勿体ない気もします。「天皇杯は、契約の査定に含まれないから」と、開催時期や大会意義について、社長が作文に書いていたことを思い出したりしていました。

複雑な問題を孕んだまま、しかし今年の天皇杯優勝チームの浦和は、来年のACL出場資格を得ることになりました。早く決まった分、今年の大会など参考に少しずつ、準備を進めることもできるのかもしれません。
浦和のチーム及びサポーターの皆さんが、どんな風にアジアを戦っていくのか。先のことですが、単純に楽しみでもあります。
ゼロックスはガンバと浦和という顔合わせ。こちらも楽しみです。

*1:澤登さんが、そういう話をどこかでしていた模様