ノボリ引退。

ドーハ時代を知る男、ミスターエスパルス。今年限りでの引退を表明。

若手の台頭、出場時間減少とはいいながら、清水が試合で苦しい状況の時、それを拭うべく支えていたのは、やはりノボリさんのような気がしていた。途中からピッチに送り出されてきて、また時にはベンチから。若手が増えてきたからこそ、ノボリさんの存在はすごく大きかっただろう。外から見ていてすら、そうしたことが透けるような存在だった。…正直ショックだ…。

引退の時はいつか必ず訪れる。でもやっぱりその可能性を考えたくはなかったよ。来年も変わらず、清水を支える屋台骨であり続けるような気がしていたよ。清水と対戦する時、ベンチにノボリさんがいたりすると、「いつ出てくるか」と冷や冷やしてね…。出てくると、本当にそれだけでチームの勢いが目に見えて違ってくるような選手だった。引退は本当に残念。
あと数えるほどの試合で、ノボリさんが見れなくなってしまうんだなぁ…。

でもチームとして、ずっとノボリさんに頼っている訳にもいかないのだし*1、これは清水だけに限らないこと。経験豊かな選手がいなくなってしまうチームは、どこでも同じことが起こる。そういう時、チームに残る選手・若い選手は一層精進して、いなくなってしまう人に頼らない、一人一人が「自分でチームを引っ張るんだ」という気持ちで戦っていかないといけないんだね。
とりあえず来季の清水に密かに期待することは…、…平松、の覚醒…。←本気で！

*1:言葉の綾として。ただノボリさんが頼りになりすぎるくらいの、大きな存在であったことは確かだと思う