社長の作文と、新潟戦後に思うこと。

社長の作文が上がっています。タイトルもずばり「我慢の時」。

勝ちからは遠ざかってますけど、チームもまだまだファイティングポーズ、とってます。みなさんと同じくらい前を向いてますよ!http://www.so-net.ne.jp/f-marinos/tools/cgi-bin/view_news.cgi?action=view&nid=2550

そろそろ来る頃かなと思ってた。負けがこんで来たり、状況が芳しくなくなってくると、社長の作文の出番という感じです。新潟戦、相手に引かれて、持たされてしまった試合でしたね。今季の横浜の、ポゼッションが高い時の典型的な負けパターンという感じだった気がしました。


引いた相手を崩すのはどんなチームにとっても難しいこと。このところのチームの状況も相俟って、選手も攻めようと意識すればするだけ、「サイド裏」狙い一本に、攻め手が絞られてしまったように思えます。
勝てないことで、迷いも色々あるのかもしれないし、それを感じまいと必死だから、余裕を失っているところもあるのでしょうか。一辺倒の攻めが繰り返される試合は、選手がどれだけ必死でも、どこか単調に見えてきます。だから一層、後半などは動きの少なさが際立って見えた。
でも本当は、そういう時こそ、がむしゃらに走り回ってみることが、状況を打開したりするもの。勿論、頭を使って走ることが大前提だけど。でも迷って、攻め手に困って、途方に暮れた果てに動きが減って単調な攻めになるのなら、考える分、倍、走ってみることで見えてくるもの、生まれるものもあるのじゃないだろうか。
なんとか現状を打ち破ろうとして、かえって視野や攻め手が狭く、色々な良さや持ち味が失われている気がする。なんとかこじ開けなければと視野が狭まって、90分間、堅牢な扉を押し続けたマリノス。でもさ。冷静に考えてみたら、その扉、もしかしたら引き戸かもしれないよ?