怖い。

禁煙ファシズム発動(大事な人に押し付ける) - あざけり先生、台風きどり

ちなみに私も一時期は煙草を吸っていたよ*1。だから「『煙草を止めなよ』といわれることが、喫煙者からは押し付けがましく思われる」ことがよく判るし、「喫煙者がマナーを守っていれば、喫煙の自由は存在するのではないか」と思う気持ちもよく判る。それぞれだろうとは思うけど、このエントリを書いた方が「煩いと思われても、友達なり身内には強く禁煙するよう言う」と決心した気持ちは、重いなと思った。

実はちょっと前に、仲良くしている人が心臓を悪くした。今のところその人は手術とかはせずに普通に生活しているけれど、もし手術して、成功しなかったらペースメーカーになると言われていたと、あとになって聞いた。それから「優先席付近で携帯の電源を切る」とか、そうしたことに、以前以上に意識が向かうようになった。祖母が亡くなったり、祖父が介護施設に入るようになってから、外で不自由そうな人に、少しずつかもしれないけど、気を配れるようになった。それまでは全然、私はそうしたことに優しくなかった。いや今でも決して優しいとはいえないんだろうけど…。愚かなことかもしれないけれど、自分や親しい人に起こらなければ、実感として強く意識できなかった。このエントリを見ていて、不意に、そんなことを改めて思い出したのでした。

*1:『「〜〜がないと生きていけない」「〜〜がないと困る」というようなものを、出来る限り減らして、手ぶらになりたい』と思った時期があって(というか今もわりに思っている)、煙草の害云々ということよりも、依存対象を減らそうと思って、なんとなく止めて今に至る