FC東京×清水戦。

FC東京には「国立不敗神話」があるそうです。この日も戸田選手自らの、怪我からの復帰+バースデー弾によって、不敗神話にまた一つ、新たな歴史が刻まれました。清水はチョ、森岡の主力欠場の中で奮闘を見せただけに、痛い敗戦。
http://www.jsgoal.jp/club/2005-09/00023696.html

以下は(自分メモとしての)雑感。←何度も言いますが、この人はサッカーを見る目がありません。……。


両者チーム選手、そしてサポとも、気合充分の立ち上がり。どちらの出足も激しく、もう負けられないという気迫がみなぎる。
東京はまずルーカスという頭だったのか、中盤にボールが収め難かったのか前に蹴っていた印象。清水は中盤で短いパスを回すのことを特徴の一つとしたチームだから、そう思えたのかもしれない。清水は今期のストロングポイントらしく、市川、由紀彦のいる右サイドから、何度も攻撃を繰り返す*1
どちらもシュートに行く回数は少なくなく、本数もさほど差はなかったと思うが、決定的なシーン(枠に飛んでいた)は、東京の方が多かったと思われる。戸田くんのループは正直入ったかと思いました!
後半、流れは徐々に東京へ。清水は斉藤、和道のCBを中心に必死の防戦で対抗するものの、セットプレーにとうとう堤防を崩される。清水は沢登投入で、チーム活性の兆しも見えたが、残された時間は短く、勢いに乗り切れない間に終わってしまった印象が残った。


清水では上記でも書きましたが、右サイドが激しくて面白かった。前半は市川くんと由紀彦さん*2。後半はチェ・テウクさんとかと崩そうとしているのが、見応えがありましたよ。
マルキーニョスは足元に入ったボールを失わずに安定感があるし、やっぱり久保山が良かったし、代表の加地くんとマッチアップしていた兵働も、凄く頑張っていたなぁと思いました。抜かれるシーンなんかもあったけど、臆せず前に向かってチャレンジして、クロスまで行けるような場面も見せていた。今後に期待。
森岡の気持ちを無駄にするな」という横断幕があって、勿論選手もきっと無駄にしない為に頑張っていたのですが、でも今回は東京に分があった。やっぱり本数ではあまり代わらなくとも、惜しいシュートは圧倒的に東京だったんだよね…。
同じように必死な東京の、復帰初戦に獅子奮迅の走力で挑んだ、戸田選手の気合勝ち、みたいな気もしました。気のせいか藤山さんが、やはり見ていて安心の守備という印象でありました。流石はベテランと呼ばれる選手。ああいう選手がいるから、チームは盛り立てられる。その典型みたいな二人の活躍でした。――すいません、大して詳しくもないのに、勝手な印象で偉そうに感想など書いてしまって。



ところで余談ですが。後半途中から梶山が試合から浮き上がってみえました。ふわふわよろよろ、つまり大変な疲労困憊ぶりだった。最後の方は、栗澤、加地などからくるパスを受けるのがやっとで、前に自分から仕掛けるような余裕はまるでなかったよ(多分!)。傍にいる今野に速攻であずけなおそうとして、今野のみぞおちにボールを直撃させたりしていた。今ちゃんは、気のせいか、しばらく体をくの字気味に折り曲げていましたよ! 梶山! 私の周囲からは派手な梶山コーチングが引きも切らずに湧いておりました(笑)。

*1:東京は、途中左にいた戸田を規夫とポジションチェンジしていた。清水の右サイドの猛攻対策だったのだろうか

*2:由紀彦がサイドチェンジのボールに追い付けなかったり、意図を感じられずボールを失ったりすると、東京側からサトウコールがかかっていた。ブーイングの代わりの揶揄?なんだろう。すいません、ちょっと面白かった…。