一段落。

 このところ、しばらく練習に関わったりしていた学生さん達の大会が終わりまして、やっと一段落でございます。いえ、私はなにもやっちゃいませんが、当日は彼女達の付き添いで、アリーナ、客席、トレーニング室、更衣室を繋ぐ廊下及び階段を、延々何往復もダッシュする羽目になって、今、私の両ふくらはぎは久々に筋肉痛です★ こちとら立派な運動不足人間じゃ、なめんな!
 そんな訳で色々ありまして、昨日(というか今日)などは、文字通り死んだように眠っておりました。疲れた…。自分が踊る方が数倍気楽。数倍楽ちん。数倍適当(オイ)。自分が踊る場合というのは、大概において、自分のことだけ気にしておればいいから、楽でいいです。付き添いなんて、部員の人数、いたらいるだけ、気にしなきゃならんからね。細かい気配りをする才能の欠如している私にとって、よく考えたら、どう考えても向いてない仕事でした。結果、本当にただ付いているだけの役立たずだった。部長の子がしっかり者の子で、本当よかったよ! ていうか、部長はここ見てないけど謝るよ、ほんと。ごめん、なんかかえって迷惑かけた。試練を与える為だった訳じゃなくてよ…! 泣いている人がいた時、どういう反応をするかで、人って判るよな…!



 とりあえず判ったことは、「思慮深さとは、年齢に応じたスキルではない」ということです。年齢じゃない。その人の資質。もって生まれた気質。そして私はもって生まれなかった方。色んな子がいるなぁと、つくづく実感した。幼い子はあまりにも幼くて、本当に吃驚した。吃驚しすぎて怯えるやら呆れるやら。まあ、いい勉強になりました。
 今年は各学校の持ち込む作品が、全体に小粒で、特に目立った印象を残した作品はなかったなぁ。欲目じゃなく、面倒見ていた学校の作品が、一番心に残りました。面白かった。