道はドイツへと続く。

 今更私が何を書くこともないだろうと思っちゃうくらいですが。はー、やりました。やってくれました日本代表。W杯出場決定おめでとう! やっと点を取るべき人達が点を取ってくれましたよ*1! でも正直なところ、私は未だ、あまり実感がありません(笑)。きっと負けないだろうと思って(信じて。あるいは願って)見ていましたが、最後の一瞬まで、何が起こるか判らないのがサッカーだから、試合終了の笛が鳴るまでは本当の意味で安心はできないもの。本当に試合が終わって選手・スタッフのすがすがしい喜びの表情を浮かべた映像を大型ヴィジョンで見て、「ああ、決まって良かった」とやっとほっと出来たのだと思います。だから喜びという感情には、まだ届かなかったのでしょう。多分。
 嬉しいという感情は、本当に我ながらかなり控えめ。やっぱり嬉しいというより、勝って決まって良かった、と思ったのだと思います。ヒデがいないとか、俊輔がいないという状況で負けると、「彼等がいなかったから負けた」という論旨がどうしても巷をはびこるから。この大一番で、それだけは回避してくれ、と思っていたのだと思います。誰がいてもいなくても、結果を出してくれたのに安堵したという。
 そして感情が大きな喜びにもうちょっと届かなかったのは、終了の瞬間にはもう、「でもこれからだ」と思ってしまったからというのもある。これから。ドイツの本大会までの間に、どれだけ積み上げられるのか。一人一人は勿論として、なによりチームとして。ドイツへのチケットは掴んだ。ほっとしてしまうけど、これは終わりじゃないんだ。これから始まるんだ。始まる為の、踏み出す権利を得た。やっと、これから、第一歩。
 とりあえず今日のところは、お疲れさま。選手・スタッフ、そしてサポーターの皆さんも、次の戦いに向けて、ゆっくり休んで欲しいと思います。――そして私も、もう寝ます(笑)。

*1:鈴木師匠はドイツ本大会に向けて、ゴールマイレージを着々と貯金中ってことで(笑)。