ゴーストハント。

 地味に見ています。地味に本放送に追いつきました(一時視聴を投げていた)。原作内でも一番怖い浦戸編*1が、今日の放送で終了。私的に一番怖かったのは、浦戸そのものの絵が画面に出ていないシーンでした。ホラーって案外そんなもんだな。恐怖の対象が画面に出てくる直前が一番怖いんだよね。
 次回予告は「呪いの家」となっていたので、原作通り「えびす編」*2の模様。調べてみたら、今日の放送が21話目。仮に全26話とすると、残り5話でえびす編を完結させて、アニメ終了ってところかな。やっぱりこのシリーズの本命のネタ?には触れずに終わりそうだね。人気が出れば「悪夢の棲む家」なんかはOVA化はしやすい作品だよね、的な目論みもあるかもしれんとエスパー。



 先日友人とゴーストハントの話を色々しておりまして。久々に原作小説や漫画を読みたくなって本棚を探しましたが。小説はある場所が判っていたからすぐ出せたけど、漫画版がどこにも見つからなかった。なぜー。私は基本的に、探すというほど本を持っていない。よほど気に入った本でもなければ、さくっと手放してしまうので、探すといっても本棚かケースの中か、どれも一瞥すれば終了する程度なんだけど。全部見たけどなかった。どうやら人に貸したまま戻って来ないか、なにか処分する際に紛れ込ませてしまったかで、紛失した模様。これを機に、漫画版は買い直し決定ですよ。
 ところでノーマルのコミックス版と、漫画文庫版。どちらに、どこまでの話が収録されているんだろうねという疑問については、wikiで疑問が解決しました。詳細は当該ページを見てくれろって話ですが*3、現在発売されているコミックス版8・9巻が、漫画文庫5巻に対応しているということが確認出来ました(共にえびす編完結まで収録)。ありがとうwikiの編集した人。



 どうでもいいけど、wikiの項目に一通り目を通したところ。小説版ゴーストハントシリーズについて「三人称になって、恋愛要素がなくなった為、一部で不評だった」という主旨の一文があって驚いたよ。ああ、そうなんだ…? まあ、元が少女小説の三原則*4に則って書かれた作品だしな…。私は恋愛要素がなくなって、三人称ホラーになったところが楽しかったのに…*5
 一人称の小説って、恋愛小説ならまだしも、物語を書く上でかなり制約があって難しい部分も多いだろうから*6、三人称になるということは、作品をもっと自由に書けるということ(それは同時に、もっと色々作品を読めるかもしれないということ)だと思って、当時とても嬉しかったんだけど。やっぱり感じ方は人それぞれだね。

 で、コミックス版ゴーストハントの新刊10巻は、4月27日発売予定、と。ちゃんと出るといいねぇ。発売までに読み直そうっと。

*1:小説版のタイトルがあまりにも似通っていて混乱が起こる為、勝手にコードネームを付けて呼んでいます

*2:小説版のタイトルがあまりにも似k以下略

*3:悪霊シリーズ - Wikipedia

*4:主人公が普通の少女である、恋愛要素がある、主人公の一人称の物語でなければならない

*5:大体、あの作品が恋愛小説として読まれて、且つ人気があったとは、正直とても思えない。だってわりにガチで怖いんだもんw

*6:主人公が見聞きしていない情報の盛り込み方や、主人公不在のシーンを作りづらいとかね