漢字バトン

 このバトン超難問…! 私はあまり難しい漢字をきちんと知っている訳でもないので、背伸びせず(笑)、自分のすぐ手に届く範囲にあるような、ごく一般的に使うやさしい漢字から選んでいってみようとぼちぼち回答させて頂きました。大変面白かったので、もしよかったらお時間に余裕のある時にでもやってみてください>お友達ズ。
 ちなみにバトンを回して頂いた際に、私が頂戴した漢字は「慧」でした…身に余る…身に余る漢字を頂戴してしまった! わー! でもすごく嬉しかったです。有難うございました!



1.バトンを回してくれた人に対するイメージの漢字は?

「啓」

 もう10年にも及ぶお付き合いになりますが、その間、遣り取りさせて頂く度、ずっと「蒙を啓かれ」続けているので、これにしました。図らずも「あの人」の名前と同じ漢字で、微妙な気持ちにさせてしまったらすみません(苦笑)。悩んだのは「貴」という漢字で。これは私にとって非常に貴重なお付き合いの続いている方だからというのが理由の一つ。あともう一つは以前から呼ばせて頂いている呼び名の、直接的なイメージかなと思うのですが。漢字の意味というよりは、本当にぱっと思いついたもの、私の中の漢字の印象で上記にしました。



2.前の人が「質問6」で答えた漢字に対して

 「想」 想像力。人を想うということも、発端は想像力でしょう。人が持つ、凄い才能だと思うのですが、一歩間違えば諸刃の剣。非常に怖いもの。

 「縁」 ある意味これが一番、唯一の財産かもしれない。大切にしないといけないなと昨今つくづく感じる。

 「直」 直の家は、父も叔父も同じ仕事をしていますが、しかし実際その仕事を直の祖父から引き継いだのは、(弟である)叔父の方です。直の父親という人は、直の祖父と生業などというものに対して様々な蟠りがあって、それを消化出来ずに長じた為に、本来(父親である)自分が解消すべき問題を、(息子である)直に結果として譲り渡す形になった。だから時を経てしまった分だけますます濃く凝縮された、直の背負ったものは、彼自身の問題であると同時に、父親から受け継がれた負の遺産的な代物でもある。でもだからこそ彼等は、非常に「似たもの親子」だと言えるかもしれません。←その辺りに「触れる」予定はありませんが。
 ――というような回答でよろしいでしょうか(笑)>回して下さった方!



3.大切にしたい漢字を3つ

「実」:実際に見聞き・経験すること。実のある文章、言葉を模索すること。

「考」:よく考えること。

「感」:感じること。自分のそれ以上に、人の感覚・感情にこそ神経を研ぎ澄ませること。

 シンプルすぎて申し訳ないようですが、最終的に一番の基本が一番出来ていない私なので、自戒としてあげました。特に三点目の後者がな…。努とか耐とかも考えたんですけど、それこそ直接的過ぎて、ちょっと違うかなと(苦笑)。



4.漢字のことをどう思う?

 風雅な文化。雅な言語だと思う。表記が漢字か平仮名か片仮名かで、込められたニュアンスが違うなんて、奥が深すぎる…。すごく大切で愛しいものだなぁと思います。日本語が母国語でよかったなと思うのは、美しい言葉で書かれた日本の文学を読んでいる時と、もし日本語圏で育たなかった時にこんな難解な言語を、成長してから第二外国語とかで学ばなければならない場合の煩雑さを考えた時(笑)。絶対嫌だ、というか無理だと思うんで…(´Д`;;)。



5.好きな四字熟語を3つ教えてください

「佳人薄命」
「一日千秋」
「一意専心」

 別に四字熟語に「好き」という感覚のものを思いつかなかったので、なんとなく最近使ったからかすぐ思いついたものを3つ上げました。最後の熟語は、那須くんがことある毎に表明している、彼の座右の銘ですね。昔は四字熟語を上げる場合、とりあえずネタとして臥薪嘗胆とか言ってましたが、最早そんな気力の湧かない昨今です。あは。



6.次の人に回す漢字を3つ

「情」
「理」
「核」 どれも適当に解釈して回答して下されば。



7.バトンを回す人5人とその人をイメージする漢字

 ケーゴさん…「聡」
この人の頭の良さは、賢いという部分は勿論だけど、それ以上に聡いという感じ。感覚が鋭敏で理解が早く、判断が的確。私の一番近くにいる、もっとも「聡明」を体言している人。


 神代さん…「厳」
厳しいということじゃなく、荘厳とかの「いつくし」いの意味。重々しく格式ある美しさとかを大切にするという印象があって、これにしました。絢爛な装飾、且つそこに実のある感じ。文章のイメージ、まんまですね。


 弓菜さん…「篤」
これはもう、このままの意味で。篤実とかの篤。気持ちの篤い人。好きなことへも嫌いなことへも、一番情が強そうな身内の一人。この字以外、思いつかなかった。いつもお世話になってます(笑)。


 サトウさん…「響」
音楽が好きだからという単純明快な理由…ではなく、あとは打てば響く、躍動的な人という意味でこれです。反応が速い、とりわけ初速で一気にトップギアみたいな印象。速さは時に何物にも勝りますね。


 ミロさん…「慮」
勉強家さんのイメージがあるので、努とか勉とかも一瞬考えたんですけど。常に遠慮と思慮の深い応対をなさるのでこれです。熟慮とか言うように、じっくり腰を落ち着けて物事に取り組む印象から。



 上記のお友達の皆さんは、もしよかったらお時間に余裕のある時にでも、バトンを受け取ってくれたら嬉しいなと思います。いやもう忘れた頃でも、本当にお忙しくなくなったらで構わないので(笑)。