afternoon teaを楽しむ。

 本日はお友達と一月遅れの新年会ということで、本格アフタヌーンティを楽しんで参りました。美味しかったです! わーい! 午後に一度、それらしき写真付エントリをいたしましたが、改めて詳細写真付で克明に記録エントリするよ!
 ――という訳で本項は、私による、私の為の、素敵食べ物写真雑記です(笑)。

 ちなみに今回アフタヌーンティを楽しんだのは、新宿、パークハイアット東京41F「ピーク・ラウンジ」。私などにとっては、決して気軽に入れる類の場所ではありませんが、今回は新年会ということもあり?、素敵会場が提案された次第でございます。天井が高く、その天井はまるで温室のようにガラスで出来ていて、自然光の降り注ぐ、大変開放感ある明るいラウンジ。また41Fからは新宿の街を一望することは勿論、晴れていた今日は遠く富士山も望めるという、まさに絶好の眺望でした。

 さてさて。アフタヌーンティといえば定番の三段プレート。西日の差し込む席だったこともあり、それぞれの写真にどれも微妙な陰影などありまして、多少見づらく拙い写真となっておりますが、まずは豪奢な三段プレートの全景写真からどーん(クリックで拡大)。

 一杯目の紅茶は、シンプルにダージリンからスタートです。あ、ちなみに私、こうしたものに非常に疎い人間ですので、名称が微妙に違っているかもしれませんが、皆さん適当に雰囲気で補完なさって下さい(酷いよ!)。

  • 一段目:サンドウィッチ。


 奥から左回りに、サーモンと卵フィリング、バケットのツナサンド、ピクルスとトマトサンド。普段あまりピクルスを美味しいと思ったことがないのですが、これは大変美味しかった! 美味しいピクルスはちゃんと美味しいんだね!(笑)
 普段自分で作る時には「サンドイッチなんて何でも挟めばいいじゃん」とか考えがちな自分が本当に恥ずかしい、素敵食べ物であります。手を掛けると、サンドイッチだって高級フードに早代わり。たかがサンドウィッチ、されどサンドウィッチ。塩味好きの私は、正直これが一番お代わりしたかった一皿(苦笑)。


  • 二段目:スコーン。


 ストロベリーのスコーン。こちらには映っていませんが、添えられておりましたのは、ミックスベリーのソースと、クロテッドクリーム! クロテッドクリーム*1 美味し。なまら美味し! あー贅沢アフタヌーンティにおける、一番の贅沢じゃないの、クロテッドクリーム
 元来が大変なスコーン好きな私でございますので、アフタヌーンティを楽しむ機会がある時には、大概二段目のスコーンが一番のお楽しみなのですが。今回は今まで以上に期待を寄せて、二段目に挑みました。何故なら、クロテッドクリームだったからです!
 スコーンやアフタヌーンティを食せるお店は数あれど、きちんとクロテッドクリームを添えて出して下さるお店はなかなかないの。という訳で、本日はこれを非常に楽しみにしておりました。もーばっちり美味かった。あー満足。あー幸せ。
 こちらのスコーンはしっとりとしていて、ふんわり柔らかな食感が楽しめました。ちなみにごく私個人の好みから言えば、多少硬めに焼き上げて、表面がさくさくとした歯ごたえのものが、より一層好きです。あくまで私的な基準ですが、スコーンに大事なのも、いわば一つの「かりかりもふもふ」だと思う訳です*2


  • 三段目:ケーキ。


 右奥から時計回りに、カスタードシュークリーム、ゆずのパウンドケーキ、木苺とカスタードのチョコレートカップ。私はゆずのパウンドケーキが美味しかったです。しかし小さいサイズだからなのか、ケーキの味はどれも全体にかなりしっかりと甘く、重めの味だったように思います。なので甘いものが苦手なお友達は、この皿に取り掛かるに至り、早くも、「おいしい、でも柚子だけ欲しい」、とオンリーフルーツ宣言を始め、更には、三段目に並み居る、カスタード部隊によって吹き荒ぶ甘い息吹の前に、

「誰か! 誰か、カスタード班は?!」

 と、本気でレスキューに救助を求めておられました(笑)。O様カワイス!


  • フィンガーフード、1。


 さて、このラウンジでは、上記の三段のプレートとお茶の他、様々なフィンガーフードが味わえました。お茶とプレートがテーブルに届き、「いただきます」と食べ始めてしばらくすると、「いかがですか?」と、トレイに数種類のフィンガーフードを取り揃えて、テーブルを回ってきて下さるのです*3。我々は前述の通り、三段プレートとの格闘の合間を縫って、次々持ってこられるフィンガーフードもまた、同時に攻略していたのであります。やる気です。
 で、光線の加減で大変見づらく恐縮のこちらの写真は、奥左がセサミスティック、奥右は柚子のジュレ、真ん中がチーズのキッシュ、一番手前が生ハムと無花果のカナッペ。勿論私が全部食べた訳ではなく、適当に違う種類を頂いて、適当にみんなでひと口ずつ分け合って食べたのですが。私はセサミスティックが、すごくツボに入って、一人盛り上がっておりました。恐らくパイ生地にゴマを練りこんだ、非常にシンプルな焼き菓子ですが、その塩加減がもう最高なの…! あれをホテルのデリカテッセンで売っていたら、きっと買ってたね。即買いだね! 小さくても非常に甘みの強いケーキが多いので、塩味の食べ物は後に大変貴重な味覚となります(笑)。


  • フィンガーフード、2。


 いい加減、そろそろ満腹中枢が「満腹」指令を出してきた頃に、最後に食べたフィンガーフード(笑)。左奥がストロベリーのムース*4、手前がモンブランです。このモンブランが、本当に小さいくせに、大変な曲者で。いや多分「相当」だろうなとは判っていて食べたのですが、これが本当に手強かった。
 つまり、この日食べたものの中で、一番甘かった です。私にとっては脳天直撃するような甘さ。満腹中枢を刺激されてまったりしていた私は、これをひと口、口に運んだ瞬間、一気に目が覚めたような気がいたしました(笑)。超血糖値あがるよ、このケーキ! 二段になっていて上半分が所謂モンブラン、下半分は焼き菓子になっています。その場ではみんなで「マカロン」だと話していましたが、今考えたら、あの甘さ、口の中でほろほろと砕ける特徴的な食感は、ダックワーズだった気がします。そう、あれはダックワーズ。マカロンより、モンブランより、登頂の困難な甘みの頂点…。
 この日、最強の敵はこのケーキでした。でも基本的にはひと口でも食べられるくらい、小さなケーキですので、勿論食べきりました。あのケーキを食べている最中の私に相応しいBGMは、多分きっと「猪木・入場のテーマ」だったと思います*5


  • 最後にお茶。


 この頃にはラウンジはバータイムに突入していて、落ち着いた照明に変わっています。さて、そろそろ締め、という訳で。最後はさっぱりしたかったので、レモンミントというハーブティ。思えば私は、そんなにハーブティを飲まない人間でしたが、これはすっきりと爽やかで、大変飲みやすかったですよ。
 あ、そうそう。何故だか原因不明で、この写真だけ、何をどうやっても画像の向きが変わらなかった為、これまた見づらい写真ですみません。首を捻って見て下さい(酷いな)。



 以上が本日のアフタヌーンティの詳細でございました。おいしかった! 一緒に遅くまでお話したお友達ズには、本当に有難うございました。また遊んで下さい! 残念ながら、本日欠席だったお友達、今度また別の機会にどこかで仕切り直しましょう。
 最後に、ラウンジから見えた夕日と富士山。絶景でしょ?

*1:あまりに嬉しかったので二度言う

*2:知らないけど使ってみた

*3:そうしたフィンガーフードとお茶は、食べ放題飲み放題

*4:だったっけ?

*5:『ファイ…ッ! ファイ…ッ!』