西遊記を見た。

いまだエアコン未使用の冬を送っている私にとって、両親の部屋の温度設定は暑すぎます。一体何度に設定してあんだ、あの部屋! だっていつも10度前後の部屋で生活してんのよ? びっくりするわ体が、とか思いながら月9を見ました。お布団の上で足を伸ばしたり、あげたり、広い和室を堪能しながら。このテレビっ子め*1
ふかっちゃん*2が三蔵っていうから、勇んでTVの前に陣取っちゃったぜ。ふかっちゃんラブ。ぶっちゃけふかっちゃんが深津エリと名乗る前から好き。



はてさてドラマ西遊記ですよ。実は初回を見逃してしまっている私ですが、今日は八戒がフィーチャーされる回でしたよ。
いやあ、八戒いいじゃない。ちみっちゃくて「ぴるん」としたお耳がキュートじゃない。あのたっぷり中綿のつまってそうなお帽子もかわいい。いやしかし、あの「ぴるん」とした耳でございます。なんだ、あの帽子と相俟った愛らしい造形は。なんか卑怯。自分の中に、新しい萌え属性を発見した気がした(笑)。
伊藤くんの、やや滑舌甘いけど一生懸命、みたいな喋り方もまたかわいいんだろうね。ふかっちゃんがかわゆらしくて魅力的なのは、今更語るまでもなく。個人的にはもっと沙悟浄のキャラが際立ってて欲しかったんですけど、まあそれは今後かな? ちょっと続けて見て行こうかなと思いました。私がゴールデンのドラマ見るなんて凄いよ(笑)。



今現在、西遊記を実写ドラマ化するという時、悟空に慎吾がキャスティングされるのって、すごく判りやすくて概ね誰しもが納得する配役だなぁと思って見てました。はまり役だよね。ただあのドラマの演出の中での、あの役を慎吾が演じる時、彼の最大声量を考えると、もうちょっと抑えるところは抑えてもいいのかなとは思う。余計なお世話だが、声を張るシーンと張らないシーン、その二通りしかないという感じになってしまっている。単純明快っぽい悟空像を、判りやすく見せる為にそうしているのかなとは思うんだけど。
声を出す時、自分のMIX←→MAXという声量のコントロールがシーンに合わせて、もう少しあってもいいような…。1クール通して考えた時、第2回だからあのテンションって感じなのかなー。悟空がずっとテンションと声を張りっぱなしの芝居をしていると、彼本人がどれだけMAXの芝居をし続けても、見る方は絶対にダレてくるよ。それを回避するのは、彼の責任以上に、演出の問題という気がする。一番の見せ場を、一番大きな声で効果的に見せる為に、もうちょっと慎吾は声を出し惜しんで、別の形で見せられるといいのにな。慎吾はそれくらいは出来るんじゃないかと思うんで、惜しいなぁと思いながら見ていましたよと、偉そうに書いてみる。
特にドラマは舞台と違って細切れの撮影で、自分に出しうる一番大きい声を一体どこで出すのかっていうのは、芝居の気持ちをつなぐことと直結している問題だから、すごく難しいんだろうな。あのドラマは海外ロケとか多くて、しかもその全てが結構過酷そうで、役者もスタッフも大変そうだ。

月9がいわゆる恋愛ドラマじゃないって、いつぶりなんだろう。フジも思い切りましたな! まあ今後に期待です。

*1:お決まりの合いの手ですから

*2:深津さんのことですよ