先日のナビスコ杯における、ガスサポさんの処遇。

 今回、オフィシャルの対応が大変早かったですね。なんというか落書き事件のこともあったばかりだし、チームとしても早急な対応を心がけられたのかもしれないなと、事後対応を見ながら思ったりしていました。


 本当はこういうところで、話題に上げるのもどうかなと思ったりもしたんだけど。ひょんなことから、問題になったメルマガの原文らしき文章が掲載されているページに辿り着きまして*1。ざっと目を通してみまして。
 こんなことの度に妙な注目を浴びてしまうチームや、ルールを守って応援している真っ当なサポの皆さんは、すごく気の毒だと思ってしまったよ…。そんなことするのは、きっと本当に一握りなのにな。

 でも。これは上記の問題行動を肯定する訳じゃないので、誤解のないようにと先に言いますが。サッカーを好きで見に行く人にとって、観戦の場は「ハレ」の場なんだよな、ということを今回感じました。民俗学的な定義とかに詳しくないのですけど。「ハレ」の場には人が沢山いて、いつもと少し違う空気があって、普段とは全然違うテンションが自分の中に生まれる。だからやっていいってことが言いたいのじゃない。ただ問題を起こした人は会場に入る時や、メルマガを書いた時、そういうちょっと特殊なテンションになってたのかもしれないな、とぼんやり思いました。
 いや、だから罰せず許すかというと、それは勿論違うと思うので、一部では甘いと言われているらしい処遇の意味を、しっかり考えないといけないですよね。多分これは、事件を起こした本人は勿論だけど、そうじゃない人も、なんだと思う。オフィシャルの処遇がこういう内容だったことの意味というか。だってこういう事件じゃないかもしれないけど、どこのチームを応援していても、いつどこで、なにか問題が起こらないとも限らない。色んな人がいる。一つ会場に一万も二万も集まるんだから。出来心とか魔が差すとか、とにかく「ハレ」の場のようなちょっと特殊な空気が、それを招く可能性があるのかもと。そういうことなんだという気がします。
 だからこそ、今回の事件の人は反省して、また別の形でサッカーを応援するようになればいいですよね。うーん、きれいごとっぽいか(苦笑)? 

*1:でももう一度、そこに辿り着けない(苦笑)。でもこれはもう、アドレス張らなくてもいいかなとも思いますので。